忙しく慌ただしい日が続くと、日常から離れた場所で癒されたくなります。
温泉に行きたい!と思うものの、いざ、旅行となると、
- 計画を立てて
- 移動して
- 観光して
- お土産買って
- 帰途に着く
このプランでは、家に帰るとどっと疲れてしまいますね。
せっかく旅でリセットしたいと思っているのに、
旅を充実させるための計画を立てる時間もなければ、予算も限られている。
最終的には、手間やお金を理由に、結局動けず温泉旅行を諦める結果に…
リセットするはずが疲れる旅になっていた!?
そもそも、疲れてしまう原因って、なんだかわかりますか?
それは、旅を”イベントとして満喫”をメインに置いてしまうこと。
思い当たりませんか?
せっかく旅行するのだから・・・・
- しっかり計画立てなきゃ
- チェックイン前に観光、どこへ行こう
- 素敵なカフェにも行きたいな
- お土産やさん巡りもしてみたい
これでは、リセットするための旅行が疲れを残す旅行になってしまいます。
”せっかく”を手放した旅をしよう
これが私が実践するリセット旅のルールです
「せっかく」を手放してみると――
心も体も自然とほどけて、満足度100%の旅が手に入る!
”せっかく”を手放す旅の3つのルール
移動に時間をかけると、行く前から疲れてしまいます。
だからこそ、「近すぎるかも?」と思うくらいの距離感を私は選びます。
条件は、主要駅から2時間圏内、できれば直通で行ける場所。
「思い立ったら行ける」という気軽さは、心の余裕にもつながります。
私は、東京在住です。
私が実際に訪れたホテルの中から、東京の主要駅から2時間圏内で、リセットひとり旅に向いていると感じた温泉宿を集めました。




草津は、2時間圏内ではありませんが、東京駅から草津温泉まで直通のバス1本で移動できます。
ホテルの送迎バスもあるので、乗り換えのストレスなく行けるのでリストに入れました。
近くて行きやすい場所を選ぶだけで、旅のハードルはぐっと下がります。
「どこに観光しに行こう?」と考えず、
宿に“籠もる”ことを目的にする。
これが、リセット旅の極意です。
せっかく来たのに、観光もせず旅に籠る?
お金かけたのにもったいない!
そんな声も聞こえてきそうですが、せっかく予約した素敵なホテルなのでホテルライフを満喫しましょう!
温泉、おいしいご飯、のんびり過ごせる空間。
この3つがそろえば、外に出なくても充分すぎるほど満たされます
むしろ、「どこへも出かけない」という選択こそが、
“何もしないこと”を堂々と許される贅沢な時間なのだと思います。
誰にも急かされず、気をつかわず、時間に追われない。
そんなひとときは、旅先だからこそ叶うものかもしれません。
予定を詰め込むほど、旅は「イベント」になってしまいます。
そして、何かしようと思うから、旅行前の計画の段階から疲れてします
知らない土地の情報を調べるって、結構エネルギーいりますよね。
- 近くの美術館
- 行列ができるごはん屋さん
- 素敵なカフェ
- おすすめお土産やさん
どれも行かなきゃならない理由はありますか?
私の場合、普段から美術館へ行く習慣がないので、パスします
ホテルの食事を楽しみたいので、行列のできるご飯やさんはパスします
お土産はホテルでも買えるので、ただ眺めるだけの時間になりがちなるお土産屋さん巡りはパスします。
あえて“何もしない”
時間に追われず、気の向くままに温泉へ入ったり、本を読んだり。
そうした“空白の時間”が、心と体の緊張をほぐしてくれます。
1日目
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13:00
自宅を出発
電車の中では本を読んだり、音楽を聴いたり。移動も静かなひととき。
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15:00
ホテルにチェックイン
荷物を置いて、お部屋でひと息。
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15:30
温泉
露天風呂で景色を眺めながらぼーっと過ごす。
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16:30
贅沢時間
お部屋で読書やお茶時間。音を出さない静かな時間が心地よい。
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18:00
夕食
人が少ない時間帯からワインとともに美味しい食事をのんびりいただく。
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20:00
温泉
再び温泉へ。サウナなど施設の設備を楽しむ。
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21:00
館内を散策
売店を除いたり、ホテルのロビーでのんびりしたり、館内を探検してみる
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22:00
部屋に戻って贅沢時間
普段できないでいることを楽しむ時間。頭の中のモヤモヤをノートに書き出してみたり、ipadに入っている本を片っ端から読んでみたり。あえて、デジタルに触れない時間を過ごす。
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23:30
就寝or温泉
眠くなったらそのままお布団へ。眠れなかったら再び温泉へ。
2日目
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6:00
起床・散歩
目が覚めたら、静かな朝の空気を感じながら近くを散歩。
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6:30
朝の温泉
朝の光が差し込む、人もまばらな時間の温泉を満喫。
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8:00
朝食
ビュッフェスタイルの朝食は、なるべく土地のものを選ぶ。好きなものをのんびり時間をかけていただく。
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9:00
帰りの支度
部屋でコーヒーを飲みながら身支度、1泊2日の何もしない旅は、詰めるものも特になく帰りの支度もすぐに終わる
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10:00
チェックアウト
ホテルの売店でのんびりお土産を探しながら、駅までのバスを待つ。
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11:30
駅の周辺を散策
電車の時間まで、駅の周辺を散策。お土産を買ったり、帰りの電車の中で食べる用のお弁当を買ったり、美味しそうなお店を見つけたら、電車を1本遅らせてお昼を食べる
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13:30
電車に乗る
東京2時間、本を読んだり、うとうとしたり、旅の余韻を楽しむ。
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16:00
自宅に到着
旅した日は、ご飯も作りたくないので、駅で何か買って自宅に到着。旅の疲れを残さない最後のMyルール
私が実践する”疲れない旅”3つのルールはいかがでしたか?
予定を詰め込まない旅は、何かを“しない”ことへの罪悪感を手放す旅でもあります。
それでも、ちゃんと満たされていて、心も体も軽くなります。
計画の途中で疲れてしまったときは、そっと、私の3つのルールを思い出してみてくださいね。